機械エンジニアになる人にプレイしてもらいたいアプリ
こんにちは。
2020年が始まってから、新型コロナウイルスが猛威を振るっていますね。
僕は機械メーカでエンジニアをしているのですが、新型コロナの影響で自宅待機を強いられています。
さて、この春から社会人になった人の中には機械エンジニアがある程度いるかと思います。
おそらく、新型コロナウイルスのせいで、まだちゃんと仕事を始められていないと思うので、機械エンジニアになる人は今のうちにやっておいた方がいいSimplePhysicsというアプリを紹介します。
<SimplePhysicsのアップルストアのリンク>
このアプリは、120円で購入しないといけないのですが、起動すると色々な構造物を作る13個のパズルをプレイすることができます。
構造物は橋や、家、ビル、クレーンなどで、いずれも自由な長さの棒を組み合わせて作ります。
また、作った構造物には、各ステージで設定された負荷を与え、その負荷に耐えることができたらクリアというゲームです。
ゲームとしては非常に単純なのですが、物理エンジンを使って構造物に働く応力を計算して合否を判定してくれるので、自分の作ったモノがうまく機能するのか、どのような構造にするのがよいのかを、ざっくり理解することができます。
機械エンジニアになる人は、大学で機械工学や材料力学などを勉強してきたかと思います。
ただし計算や問題を解けるようになっても、現実的にどのようにそれらの学問が使われているかピンとこない人がほとんどではないでしょうか。
今回紹介アプリというのは、大学で勉強してきた学問の中で、構造力学や材料力学がどのように働いているか、何となく理解できるものです。
機械エンジニアをしていると分かることになると思いますが、力を受けたときに弱い形、強い形を知っておかないと、変な形のモノを作ることになってしまいます。
変なモノを作れば、先輩や上司から手厚い指導を受けることになるでしょう。
指導を受けながら成長するのも、それはそれでありですが。
このアプリさえやっておけば完璧というわけではありませんが、今後のキャリアを考えると、得られるものは多いと思います。
このアプリはお金がかかるので、抵抗がある人もいるかと思いますが、機械エンジニアにとっては今まで勉強してきた内容と、実際の仕事のいい橋渡しになってくれるので、そのために120円を払うのは、コストパフォーマンスを考えると非常に優れています。
機械エンジニアとして頑張っていこうと考えている人は是非プレイしてみてください。